新人ナースの頃、ご遺体で心臓マッサージの練習をさせられました・・・。

新人ナースの頃、ご遺体で心臓マッサージの練習をさせられました・・・。

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学生時代は、実際に患者さんへ医療行為をする事はできませんけど、看護師の資格を取って働き始めて、やっと、
患者さんへ医療行為をする事ができますよね。
注射、採血、点滴など、学生の頃は、作り物を相手に練習していたんですけど、生身の人間に針を刺すとなると、かなり緊張しましたよね。


始めの頃は、手の震えが止まらなくて、頭が真っ白になっちゃって、覚えていたはずの手技も忘れてしまいました。

私が就職したのは病棟だったんですけど、患者さんの中には長年入院している方や、入退院を繰り返している方が沢山いたんです。
新人看護師が入ってくる時期になると、患者さんが声をかけてくれるんですよね。
不安な気持ちで一杯な時に、患者さんから声をかけられると、とても嬉しかったことを良く覚えています。

新人時代は、多くの看護技術を少しでも早く覚える為に、いろいろな実践をさせられるんです。
病棟検査や病棟オペで必要な技術など、毎日オリエンテーションがあって、覚える為にはかなり苦労しましたよね。
なかなか覚える事ができなくて、失敗する事もあって、先輩には怒られてばかりいたんですよ。

その中でも、最も衝撃的だったのは、心臓マッサージでしたね。
心肺停止したばかりの患者さんで、心臓マッサージの練習をさせられたんです。
私はまだ新人で、ご遺体を見慣れていない時期だったし、人の死を受け入れる事に時間がかかったんです。
何事もなかったかのように気持ちを切り替える事は、とても私にはできませんでしたよね。
その時には、現実を知ったような気がして、看護師の仕事がイヤになりました。
でも、そんな辛い時期を何とか乗り越えて、今の自分がいるんですよね。
新人時代はとにかく大変な事ばかりですよ。
それに、期待と不安で一杯です。

2014年10月 2日|